【プロが解説】異音や振動は要注意!ファン・シャフト摩耗のサインと解決策
2025.08.01
豆知識
ビルや商業施設、工場など、私たちの生活やビジネスを支えるあらゆる建物において、快適な空気環境は欠かせません。こうした環境を維持する上で重要な役割を果たすのが、空調機や換気設備です。
なかでも、送風機内部で空気を送り出す「ファン・シャフト」は、心臓部ともいえる極めて重要なパーツです。
最近、空調設備から異音がしたり、以前と違う振動を感じたりしていませんか?それらはファン・シャフトの摩耗による危険なサインかもしれません。摩耗を放置すると、不快なだけでなく、設備の停止や深刻な損傷につながる恐れもあります。
本記事では、空調・換気設備の専門家の視点から、ファン・シャフトが摩耗する原因や、見逃してはいけない異常の兆候、そして効果的な対処法について詳しく解説します。
本記事でわかること
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ファン・シャフトの役割と摩耗の原因
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異音・振動などのサインの見分け方
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摩耗が進行した場合の具体的な対処法
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専門業者の選び方と「プロエンジニア」の強み
ファン・シャフトとは?摩耗の原因とメカニズム
空調や換気設備の送風機には、ファン(羽根車)を回転させて空気を送り出す「ファン・シャフト」が搭載されています。このシャフトは、モーターの動力をファンに伝える役割を持ち、効率的な送風を支える要となる部品です。
ファン・シャフトは日常的に回転し続けるため、長年の使用で「経年劣化」が進行します。特に、シャフトとベアリング(軸受け)の間には常に摩擦が発生するため、摩耗は避けられません。
摩耗が進むとシャフトが削れ、異音や振動の原因となります。さらに、削れた鉄粉が茶色く付着することもあり、これは摩耗がかなり進んでいるサインです。放置すれば送風機の停止や周辺部品への悪影響につながるため、早期発見・対応が重要です。
異常に気づくには?摩耗の兆候チェックリスト
ファン・シャフトの摩耗は、目に見えない場所で静かに進行するため、気づきにくいのが難点です。以下のような症状が現れたら、早急に点検を依頼することをおすすめします。
1. 異音がする
「キーキー」「ガラガラ」など、これまでと違う音が送風機から聞こえる場合、ファン・シャフトやベアリングの摩耗が原因の可能性があります。
2. 異常な振動を感じる
機器本体や壁、床などに異常な振動が伝わる場合、シャフトの摩耗やファンのバランス崩れが疑われます。放置すると他の部品にも影響します。
3. 茶色い鉄粉が見える
送風機周辺に鉄粉が溜まっていたら、それは摩耗したシャフトが削れている証拠です。即点検を。
4. 送風能力が落ちてきた
摩耗によりファンの回転効率が低下し、空気が十分に送れなくなります。室内がムラなく換気されないと感じたら要注意。
5. 電気代が上がった
送風効率が悪くなると、必要以上に電力を消費してしまい、電気代が増加することがあります。
上記の兆候を感じたら、無理に自己判断せず、専門業者による点検を依頼しましょう。
ファン・シャフトの摩耗をどう解決するか?
ファン・シャフトに摩耗が見られた場合、根本的な解決策は「交換」です。使い続けることで故障が広がり、設備全体に深刻なダメージを与えかねません。
プロの業者に依頼した際の主な作業内容は以下の通りです。
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ファン・シャフトの交換
摩耗したシャフトを新しいものに交換し、送風機本来の性能を回復させます。 -
ベアリングの交換
シャフトと連動するベアリングも劣化していることが多いため、同時交換が推奨されます。 -
プーリー・ベルトの交換
モーターからシャフトへ動力を伝える部品も摩耗します。効率低下を防ぐため、状態に応じて交換します。 -
キャンバスの交換
送風機とダクトをつなぐ部分の劣化も送風ロスの原因となるため、確認が必要です。 -
モーターの交換(必要に応じて)
摩耗による負荷や絶縁不良があれば、モーター自体の交換が必要になるケースもあります。
これらの作業は、専門知識と経験が求められ、高所作業を伴う場合も多く、安全面にも配慮が必要です。必ず実績ある専門業者に依頼しましょう。
業者選びのポイントと「プロエンジニア」の強み
ファン・シャフト交換をはじめとする空調設備のメンテナンスは、信頼できる専門業者に任せることが非常に重要です。
良い業者を選ぶポイント
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実績と技術力があるか
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空調機全体の対応ができるか
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高所作業にも対応できるか
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説明が丁寧でわかりやすいか
「プロエンジニア」なら安心
株式会社プロエンジニアは、ビル管理業務を中心に空調・換気設備の点検・整備・設置をトータルでサポートしています。
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空調機・ダクト・ファン・無煙ロースターまでワンストップ対応
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高所ロープやゴンドラなど特殊作業にも対応
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効率的なメンテナンス計画でコスト削減にも貢献
異音・振動などの設備異常でお困りの際は、お気軽にご相談ください。最適な解決策をご提案いたします。
まとめ
ファン・シャフトの摩耗は、異音や振動、鉄粉といったサインで気づくことができます。見過ごすと、機器停止や電気代の増加、さらには火災のリスク(特に厨房ダクト)にまで発展するおそれがあります。
解決策はシャフトの交換を中心に、周辺部品の点検・交換も含まれます。信頼できる業者に依頼し、安全で効率的な設備運用を実現しましょう。
空調や換気設備の異常にお悩みの方、定期メンテナンスをご検討の方は、ぜひ株式会社プロエンジニアまでご相談ください。